YouTubeは途中で受信が途切れたり使い物にならなかったのですが、近頃はあまりそういうことがなくなりました。
朗読を聴いてもらうために仕事場でYouTubeを利用することがありますが、音源の数が多いだけではなく貴重なものがたくさんあります。アラゴンやカミュの朗読など作者自身の声も聴くことができます。昔なら手に入れることが困難だったでしょう。
もちろん音楽もたくさんあります。古今東西の名曲名演など無尽蔵の宝の山です。
最近、所有している30年以上前のDENONプレイヤーが回転ムラを起こして音が揺れいよいよ寿命のようです。
私のアナログレコードコレクションなどたかが知れていますし、いまさらアナログプレイヤーでもないでしょう。
そこでBluetoothスピーカー。仕事場に持って行くことを考えてなるべく小さいもの、しかし音はちゃんと鳴ってほしい。
とても小さいです。18センチです。手のひらに乗りますが、ずしりとした重みがあります。
驚くべきは見た目と音のギャップです。
小学生なのに逸ノ城関を土俵の外に押し出してしまうみたいな怪力スピーカーです。
さすがに拡がりは感じられませんが、低弦やティンパニのクリアな存在感は並のコンポを越えています。
小さな音で聴いても腰砕けにならず音の輪郭がくっきりしています。
この音を居間でも寝室でもどこでも簡単に持ち運びできます。
(小さすぎて猫も上に乗ることができません)
自分の部屋で音楽を聴くのもYAMAHAではなくこのBluetoothスピーカーになりました。
ベッドに寝そべった私の手の中のiPhoneがオーディオライブラリであり、プレイヤーであり、リモコンです。